ネパール紀行②カトマンズのアーユルヴェーダ
カトマンズ空港近くのホテルで昼食&ビールで乾杯したあと、アンディさんコーディネートのミステリーツアーが始まりました。
お友達が運転する四駆に乗り、大通り、細い道、砂利道、上り坂下り坂、ついに山道を登り始めました。
途中、山道の砂利道にタイヤがはまり、何度降りて後ろから押したことでしょう。でもアンディさんたち、慣れっこだからお構いなしです。もちろん大揺れ、それどころじゃなくなりましたので・・・写真は割愛します!
そんなこんなで着いたところは、なんと建設中のネパール国営アーユルヴェーダ研究センター(が見えるお向いの山の上)。
ネパールでも、国を挙げてアーユルヴェーダを大切に、普及の取り組みをしていました。なんで山の上…と思ったけれど、ネパールは山の国。ごく普通のことで、建設慣れもしているのでしょうね!
ここでまた、事件発生。目的地到着で小休憩、男性陣がパブリックトイレで草むらに入っていったら、入れ違いで日本人らしき男性が飛び出してきました。なんと!日本から派遣中の海外青年協力隊員、トレイルランニングの練習をしていたんだそうです。ほんとありえない、こんな偶然・・・草むらから自ら飛び出してくるなんて。案の定、私たちに捕獲されて、その後ネパール滞在中ほぼ一緒に過ごしました。仲間が一人、増えました!
※このとき、ネパールはダサイン祭りの真っ最中。日本でいうお盆にあたり、彼は休暇中です。サボっているのではありません。怒られそうなので笑、追記です!
下山したけれど、アンディさんのミステリーツアーは終わりません。なんと、アーユルヴェーダクリニックの視察に連れていってくれました。
大きくて立派なクリニックです。Ojas Ayurveda Hospital&Research Centre、パンチャカルマをしに国内外から訪れるそうです。(パンチャカルマはアーユルヴェーダのデトックス法で、嘔吐剤、下剤や浣腸、オイルトリートメント、ファスティングなどで数日掛けて体内をクリーニングします)
院長のお部屋です。
ここでトリートメントが行われます。
こちらは、処置室です。
ハーブスチーム、年季物でステキですよね!アーユルヴェーダの理論では、頭は冷性・油性・重性・安定性を持つKAPHAの座。温めることはNGとされていて、首から下をスチームするのが一般的です。全身サウナなどで頭に血が上ってクラクラすることがあるのは、KAPHAの影響なんです。
風通しのよいバルコニー、リラックスできそうです。
パンチャカルマだけでなく、ネパールの方々は体調不良になると、アーユルヴェーダクリニックに行くそうです。スリランカと同じ、しっかりと人々に根付いていていることを知ることができました¨̮
ミステリーツアーはここで終わり、この後、視察ツアーの最大の目的、ネパールでのメディカルツーリズムの提案をしに観光大臣の官邸に伺いました。観光大臣、実はアンディさんのお兄さんです。プレゼンの後、親族の方々も加わり、和やかな雰囲気で食事やお菓子、ビールをご馳走になりました。とっても貴重な瞬間でしたが、公人かつ官邸なので写真撮影はセキュリティ上でNG。心のカメラにしっかりと残しました!
メディカルツーリズム実現の道のりは遠いけれど、仲間とひとつの目標があるのは幸せなこと。個々にできることを進めていこうと思いました。
この日は、アンディさんのカトマンズの家にお泊まりです。お部屋がたくさんあって、個々にバスルームが付いていました。夜中までリビングで楽しい飲み会が続きましたが、さすがに日本から時間が繋がっている私はクタクタになり…写真は割愛です!
珍道中ながら、現地のアーユルヴェーダを知ることができたステキな1日でした。そしてまだまだ続きます…紀行③で、ご紹介していきますね¨̮
翌朝、ご一行はトレッキングの街、ヒマラヤの麓のポカラに移動します︎┈┈✈︎
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