ネパール紀行③カトマンズ︎┈✈︎ポカラへ
カトマンズで一泊したあと、朝早くポカラに向かいました。
ポカラはカトマンズから西に200km離れたヒマラヤ麓の街。標高は海抜827mとカトマンズに比べると低いのですが、近くに8,000m級の山々がそびえる稀な立地で、トレッキングでは世界的に有名です。「ポカラ」という地名はネパール語の「ポカリ」(湖)という言葉が由来で、アンナプルナ氷河を水源とする美しくて大きな湖畔の街でもあります。
「ポカリスエット」は、ポカラが由来かも…と勝手に思っています。
カトマンズからポカラの公的な移動手段は、ふたつ。飛行機で25分、バスで7時間。飛行機はこの時期120ドル、バスは25ドルとお値段の差も大きいので、行きはゆらりバスでの移動になりました。バスの種類はいくつかあるようで、アンディさんがアップグレードしてデラックスシート+ランチ+エアコン付を40ドルで予約してくれました!
バスの内装はとても豪華で、革張り3列のフカフカソファーシート。
でもね、大事なことを忘れていました。シートは変わっても道は変わらない…砂利の山道をすごいスピードで上がり下ります。
大地震のよう。でも、これこそが山々の国ネパールの旅。五感+αで感じるのが旅の醍醐味。そして、窓から人々の生活風景を垣間見ることができますよね。個人的に、往復どちらかをバスで移動した方が(車酔いしないかたは)楽しめると思います!
そして、こんな揺れが笑いに変わるのは、愉快な仲間たちのおかげです。
バスに乗って数時間経ち、キレイなリゾートホテル「シッダールタ(ブッダのこと)」に到着。ここで休憩、ランチの時間です。
ランチビュッフェに並ぶのは、ネパールの国民料理「ダルバート」
ダル=豆、ダルスープは日本でいうお味噌汁。これに、ライスやロティ、スパイスが効いたおかずを合わせます。
これは、フェンネルシード、氷砂糖、アレカナッツ。お会計のところにテイクフリーで置いてありました。アンディさんに聞いたら、ネパールでは口直しによく食べるそうです。
フェンネルは消化を助け、胃腸に溜まったガスを除いてくれます。消化不良や便秘、腹部膨満感に効果的なスパイスです。
そしてアレカナッツは口腔内をスッキリさせる効果があります。
ネパールでも、スパイスは身近な存在なのですね。効能を知らなくても、習慣として生活に根付いています。
そしてまたバスに乗り、ポカラに到着!ベテランドライバーさんのおかげで、6時間強で着きました¨̮
ポカラは懐かしくて優しい雰囲気のある、湖畔の街です。
ここで2泊、お世話になるのはアンディさんの従兄弟でヨガのグル、ナラヤンさんが経営するヨガアシュラムの施設です。
ナラヤンさん、ヨガのグルだけあって、心身ともに「調和」「律」を大事に過ごされている方。身体にもうんと気遣い、こちらの施設ではお酒タバコはもちろんNG、動物性タンパク質の食事も出てきません。
が!愉快で俗な仲間たち、従兄弟アンディさんを筆頭に。見ない振りをしてくれるナラヤンさんの優しさに甘えて、昼間からこっそりビールで掟破りな宴会を。風が通るバルコニーが心地よく…心からありがとうございます!
まだまだポカライフは続きます┈✈︎
ネパール紀行④でご紹介していきますね¨̮
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