[レシピ]たまねぎを使わない、ビーツのポタージュ

両親から軽井沢のお土産に、大玉のビーツをもらいました。父はポタージュが大好物なのでよく作るけど...これで作れってか笑

ですがポタージュの旨味、たまねぎはリーキーガット症候群と思われる母が一発アウトな食材。FODMAP(発酵性の糖質)が含まれているので傾腸してみたところ、即不調が出たようです。ということで、たまねぎ抜きで作ってみようと!旨味をハーブで補うという試作でしたが、家庭の味を超えて美味しくできたのでご紹介します。

使ったハーブは、お馴染みのシナモン、クローブ、ローリエ。この3つはとにかく、全ての煮込み料理に合う!全て温性のハーブでこの時期にピッタリ。シナモンは毛細血管を若返らせ、クローブは免疫機能も高めてくれる。飲む輸血と言われるほど栄養価が高いビーツと合わせれば、最強のアンチエイジングスープになります。
ハーブを煮込むときに欠かせないのは、お茶パック。これに入れて煮込めば、取り出しが簡単。うっかりガリっと食べるリスクが無くなります。
[ハーブ3種を使ったビーツとジャガイモと豆乳のポタージュ(5~6人前)]

 ビーツ 1個(350gくらい)
 じゃがいも 中2個
 豆乳 600㏄
 水 600㏄
 固形コンソメ 2個
 シナモン 1本
 クローブ 5本
 ローリエ 3枚

①ビーツとじゃがいもを、火が通りやすいよう5ミリ程度の半月切りにする
※ビーツはキレイに洗って皮ごと調理するのがオススメ。煮るとせっかくの栄養が流れ出てしまうので、私は煮汁ごと食べられる煮込み料理、オーブングリル、炒め物に使います。
②バターを炒める
③ビーツとじゃがいもを投入して、中火でしっかり炒める
④水とハーブ袋、固形コンソメを入れて、弱火で柔らかくなるまで煮る(15分程度)
⑤ボールに移してハーブ袋を取り出し、ブレンダーでビーツとじゃがいもが液状になるまで混ぜる
⑥お鍋に戻し、豆乳を入れて弱火で2~3分煮込み、味を調える
※私は入れませんが、塩コショウをお好みで!
真っ赤なスープの出来上がり!

ほんのりシナモンとクローブの風味が加わって、ありがちな家庭のポタージュから格上げ!レストランで出て着そうな、深みのあるポタージュに変身しました。ただ、ハーブを鍋にポイっとするだけで変わるものですね♪赤い色味もキレイで、クリスマスシーズンに喜ばれそうです。


ビーツならではの栄養素は赤い色素、ポリフェノールの一種“ベタシアニン”です。老化や病気の原因となる活性酸素を取り除く、抗酸化作用があります。また血圧を下げるカリウム、腸内善玉菌のエサになる食物繊維やオリゴ糖、タンパク質代謝に有効で肌にも良いビタミンB6が含まれています。


アーユルヴェーダ的には、火を通して食べるとVPK全てのエネルギーを鎮静してくれる数少ない食材。

なかなか売っていませんが、もし見つけたら是非買ってみてくださいね。見た目よりも扱いやすい食材でオススメです♡


KIRANAH Ayurveda

キラナ=太陽や月から降り注ぐ、一筋の光。全ての人に、穏やかで優しく身体と心に光を照らす、アーユルヴェーダ本格プライベートサロン。

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